自分(buka)が、仮想通貨投資を始めた取引所はbitFlyer(ビットフライヤー)でした。
bitFlyerは、成海璃子さんをイメージキャラクターに起用し2017年TVCMでよく見かけました。その知名度や職場の上司がbitFlyerを使っていたり、ユーザー数国内No.1という点が登録したきっかけです。

目次
仮想通貨取引所 bitFlyer(ビットフライヤー)とは?
内容 | |
会社名 | 株式会社bitFlyer |
設立日 | 2014年1月9日 |
資本金 | 41億238万円(資本準備金含む) |
所在地 | 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 8F |
代表取締役 | 加納 裕三 |
仮想通貨交換業者登録 | 登録番号00003号 |
仮想通貨取引所bitFlyerは、株式会社bitFlyerが運営していて、加納裕三(@YuzoKano)さんが設立しています。

引用元:ferret bitFlyer 代表取締役社長 加納裕三氏
株式会社bitFlyer 代表取締役社長の加納 裕三さんは、東京大学大学院工学系研究科修了後にあのゴールドマン・サックス証券にてエンジニアとして活躍され、2014年1月に取締役CTOの小宮山峰史さんと株式会社bitFyerを設立されました。
現在、資本金(準備金含む)では国内の仮想通貨取引所では3年連続1位ですが、2016年4月に30億円の資金を調達する際には出資してもらえる企業がほとんどなくかなり苦労されたようです。資金金額でみれば、当時アメリカのCoinbase社に続いて世界第二位の仮想通貨取引所。
bitFlyerは、成海璃子さんをTVCMなどのイメージキャラクターで起用し、国内仮想通貨取引所では真っ先にTVCMを放映し、CM効果から2017年に「ビットコイン」の知名度はどんどん上がっていきました。

2015年から2017年の「ビットコイン」検索数推移
bitFlyerのTVCMは2017年頃から放映を始め、「ビットコイン」のGoogleなどの検索エンジンの検索数は2017年に飛躍的に伸びていきました。
2016年12月30日の日経新聞朝刊で全面広告し、「2017年は仮想通貨元年」というワードを掲げました。
まさしく、その名の通りに2017年1月には1BTC(ビットコインの単位)10万円も満たなかったビットコインの価格は、2017年12月には1BTC一時200万円を超える約20倍以上の値上がりを見せ、仮想通貨投資ユーザー数も増えまさしく「仮想通貨元年」といえる年でした。
bitFlyerは、こうして国内仮想通貨取引所で先駆者として業界をリードし続けている取引所です。
最近では、自動家計簿サービス「マネーフォワード」と提携し、マネーフォワードと連携すると、bitFlyerの総資産残高と資産内訳を通貨毎に管理できるようになりました。
ちなみに、bitFlyerのオフィス内ではビットコインの自販機があるようです。
bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴と取り扱い仮想通貨種類
bitFlyer(ビットフライヤー)の最大の特徴は、「資本金・ユーザー数・ビットコイン取引量 3年連続No.1」「ビットコイン(FX)取引量世界一」「大手金融機関が出資で、補償制度もあり安心・安全の取引所」という点です。
国内仮想通貨取引所をユーザー数やビットコイン取引量でリードする、「大手ブランド」はbitFlyerの強みです。
bitFlyerの取り扱い仮想通貨の種類をまとめておきます。
仮想通貨種類 | 取り扱い仮想通貨 |
仮想通貨 | ビットコイン(BTC) |
イーサリアム(ETH) | |
イーサリアムクラシック(ETC) | |
ライトコイン(LTC) | |
ビットコインキャッシュ(BCH) | |
モナコイン(MONA) | |
リスク(LSK) |
取り扱い仮想通貨の種類では、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・イーサリアムクラシック(ETC)・ライトコイン(LTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)・モナコイン(MONA)・リスク(LSK)の計7種類を取り扱っています。
bitFlyerは、三井住友銀行グループのSMBCベンチャーキャピタル・みずほファイナンシャルグループ・三菱UFJキャピタル株式会社・リクルート・第一生命・三井住友海上キャピタル株式会社・SBIインベストメントなどの大手金融機関が株主として出資しています。
資本金41億238万円(2018年1月資本準備金含む)は、国内仮想通貨取引所で3年連続No.1です。
bitFlyerは、ユーザーの資産の安全性向上のための2種類の損害保険を国内大手損害保険会社の三井住友海上火災保険会社と契約しています。
2種類の保険は、「二段階認証登録ユーザー様のメールアドレス・パスワード等の盗取により行われた不正な日本円出金に係る補償」と「bitFlyerへのサイバー攻撃等によって発生したビットコインの盗難、消失等に係るサイバー保険」です。
2016年11月24日に三井住友海上とビットコイン事業者向けサイバー攻撃におけるリスクを包括的に補償する専用保険を共同開発したのは、国内初でした。
bitFlyerはこのように、初心者でも安心して利用できる安全の国内最大仮想通貨大手取引所です。
bitFlyer(ビットフライヤー)のメリット
仮想通貨取引所 bitFlyerのメリットを主に3点まとめていきます。
1.資本金3年連続No.1で、補償制度もある安心・安全の取引所

bitFlyerの1つ目のメリットは、「資本金3年連続No.1で、補償制度もある安心・安全の取引所」です。
先ほども記載しましたが、bitFlyerは各大手金融機関から出資を受けていて、3年連続資本金No.1でユーザーアカウントの資産をしっかり守ってくれるような体制が整っています。
bitFlyerでアカウント二段階認証設定をしていれば、メールアドレス・パスワード等が盗取され不正な日本円出金された場合に最大補償金額500万円までbitFlyerが補償してくれます。
仮想通貨は、銀行のように破産をしたら1,000万円まで補償してくれるという制度がないため、このような補償制度があると安心して取引所を利用することができます。
初心者でも安心して利用できる仮想通貨取引所ということです。ユーザー数がまもなく100万人突破する勢いで、ユーザー数も国内3年連続No.1です。
bitFlyerはセキュリティで世界一と評価されました。https://t.co/JmhB5jv6AU pic.twitter.com/D4LeRUicPa
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) February 3, 2018
sqreenによる、仮想通貨取引所のセキュリティ分析で、なんと世界最大の取引所、coinbase(アメリカ)を抑えて、bitFlyerがセキュリティ対策で世界一の仮想通貨取引所になりました!
取引所へのハッキングリスクはどの取引所もつきものですが、bitFlyerはこのように安心して取引できる取引所です。
2.ビットコイン(BTC)FX取引量世界一で、BTCFXの利便性

引用元:cryptocompare
bitFlyerの2つ目のメリットは、ビットコインの取引量は日本が世界一ですが、内訳としてbitFlyerのFXが過半数を占めています。
国内のビットコインFXトレーダーの方々のほとんどがbitFlyerのFXを活用されています。取引手数料も安く、レバレッジは最大15倍(1倍~15倍まで設定可能)まで可能です。
lightning.bitflyerというボリンジャーバンドなどテクニカル指標が豊富な専用のトレード画面があり、詳細な分析をすることができます。

3.「無料でビットコインがもらえる」独自サービス

bitFlyerの3つ目のメリットは、独自サービスとして「無料でビットコインがもらえる」サービスがあります。
例えば、bitFlyer経由で楽天市場やzozotownで買い物をしたり、クレジットカードを申し込んだり、各種サービスを利用すると、ユーザーキャッシュバックとしてビットコインをもらうことができます。

詳細は、bitFlyerでビットコインがもらえる方法の記事をご覧ください。
bitFlyer(ビットフライヤー)のデメリット
一方、bitFlyerはデメリットも存在します。実体験とユーザー評判からデメリットをまとめました。
1.アルトコインの手数料(スプレッド)が高い
bitFlyerのデメリット1つ目は、「アルトコインの手数料(スプレッド)が高い」ことです。
bitFlyerのアルトコインの手数料(スプレッド)ですが、ホームページ上では記載がなく、bitFlyerでアルトコインを購入しようとすると、bitFlyerから直接購入する販売所形式でしか購入できません。
実際に、bitFlyerでアルトコインを購入する場合の売買手数料を検証してみました。

bitFlyerのイーサリアム(ETH)のスプレッド
bitFlyerのイーサリアム(ETH)のスプレッド差は、4,131円です。
スプレッドとは、通貨を売る時の価格(BID)と通貨を買う時の価格(ASK)の差のことです。

bitFlyerのイーサリアム(ETH)価格
同時刻にて、bitFlyerのイーサリアムの価格は37,485円のため、もしbitFlyerのイーサリアムを購入してしまうと、購入時点で含み損ということになってしまいます。
イーサリアム(ETH) 37,485円、買 39,521円(約5.43%)、売 35,420(約5.5%)
ライトコイン(LTC) 7,853円、買 8,287円(約5.5%)、売 7,419(約5.5%)
ビットコインキャッシュ(BCH) 137,991円、買 149,035円(約8%)、売 126,947(約8%)
※ 2017年11月18日時時点の価格相場
bitFlyerのアルトコインの売買手数料は、どの通貨も約5%以上します。ビットコインキャッシュ(BCH)に限っては約8%。ユーザー目線で考えるとかなり高いですね。
アルトコインの購入であれば、bitFlyerはおすすめできません。
bitFlyerビットフライヤーのスプレッドの広さよ、、、
結局これは情弱ビジネスなのか💧💧— メイ (@my_Tom_) December 28, 2017
そもそもBitFlyerはモナコインのスプレッド高過ぎなんだよ😡😡😡
— ノブ@映像作家 (@knob_twitt) December 30, 2017
TwitterなどのSNSでもbitFlyerの手数料(スプレッド)の高さで嘆いているユーザーの口コミが多く見られます。
アルトコインを購入したいのであれば、全仮想通貨購入・売却手数料が無料(0%)以下のZaifで売買取引されることをおすすめします。
2.取り扱い仮想通貨数が多くない
bitFlyerの2つ目のデメリットは、「取り扱い仮想通貨数が多くない」ことです。
コインチェックでは、全13種類以上の仮想通貨の取り扱い。Zaifではトークンを含めると15種類以上の仮想通貨の取り扱いですが、bitFlyerでは全7種類です。
ただし、逆の目線で考えれば、「bitFlyerは取り扱い仮想通貨に慎重で、価値のない仮想通貨は取り扱いをしない」というようにも受け取れます。
実際、bitFlyerの公式Twitterでは「当社は、新規取扱仮想通貨に関して厳格な審査制度を設けております」と発言されていました。
当社で新規に取扱を決定した仮想通貨はございません。また、当社は新規取扱仮想通貨に関して厳格な審査基準を設けております。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) October 16, 2017
まとめ
仮想通貨取引所 bitFlyerを利用するメリットは、「資本金3年連続No.1で、補償制度もある安心・安全の取引所」「ビットコイン(BTC)FX取引量世界一で、BTCFXの利便性」「無料でビットコインがもらえる」など。
一方、デメリットは「アルトコインの手数料(スプレッド)が高い」「取り扱い仮想通貨の種類が少ない」点。
ユーザー数・資本金・取引量3年連続No.1なので、仮想通貨投資初心者におすすめな取引所です。

仮想通貨 取引・売買におすすめの取引所
1位.bitbank(ビットバンク)
2018年9月30日まで全仮想通貨の売買取引手数料が無料キャンペーン中のbitbank。リップル(XRP)などの人気の主要アルトコインを取引所形式で取引手数料無料は魅力。もちろん指値注文も可能。
2位.bitFlyer(ビットフライヤー)
ユーザー数・取引量・資本金(40億円)で、3年連続No.1 国内最大取引所 TVCMでお馴染みのbitFlyer。まず仮想通貨取引を始めたい人向き。三井住友銀行グループ・みずほ・SBIグループなども出資。BTC FX取引量国内最大でFXもおすすめ。

3位.Zaif(ザイフ)
ビットコインやアルトコイン・トークンを様々取り扱っていて、唯一積立投資(ドルコスト平均法)ができるZaif。毎月口座引き落としで、定期的に投資が可能です。
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