アルトコインの代表格といえば、仮想通貨時価総額2位が多いイーサリアム(ETH)。
イーサリアムといえばアプリケーション開発などができるプラットフォームの役割を目指し、「スマートコントラクト」と呼ばれる機能によって様々な取引に関する契約情報もブロックチェーン上で管理・処理でき、マイクロソフトのAzureプラットフォームにも導入されています。
自分(buka)は、2018年イーサリアム(ETH)が大きく飛躍年になるのでは?と期待しています。

イーサリアム(ETH)を取り扱っている仮想通貨取引所

まず、仮想通貨取引所でイーサリアム(ETH)を取り扱っている主要取引所をピックアップしました。
仮想通貨取引所 | イーサリアム(ETH)取扱 | 取引ペア |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 〇 | JPY |
コインチェック(Coincheck) | 〇 | JPY |
Zaif(ザイフ) | 〇 | JPY、BTC |
bitbank(ビットバンク) | 〇 | BTC |
GMOコイン | 〇 | JPY |
※ コインチェックは、現在取引売買一時停止中
現在、イーサリアム(ETH)を取り扱っている仮想通貨取引所は、主要の仮想通貨取引所であればおおよその取引所が対応しています。
リップル(XRP)やネム(XEM)は取り扱い仮想通貨取引所は少ないですが、さすがアルトコインの代表格のイーサリアム(ETH)ですね。
イーサリアム(ETH)は、2017年1月1日には1ETH 約995円だった価格が2017年12月31日には約85,094円まで価格が上昇し、その値上がり率は約89倍とビットコインの値上がり率を上回る価格上昇率をみせました。
2017年はまさしく「仮想通貨元年」と呼ばれ、bitFlyerやコインチェックのTVCMやGMOコインの電車内中吊り広告などでビットコインの世間認知が広がり、日々ニュースでも取り上げられるようになりました。
2018年は、イーサリアムが注目される年になるのでは?と個人的には期待しています。
イーサリアムは分散型アプリケーションのプラットフォームであり、イーサリアムでできる「スマートコントラクト」システムではブロックチェーン上に、取引履歴と共に契約内容も記述できるというもので、第三者や機関を介さず契約内容を合意できます。
過去の記録を分散管理するブロックチェーン技術を契約情報に応用したものがイーサリアムであり、その可能性は不動産や株式・相続・納税などの手続き自体を自動化できる可能性もあります。
なぜ2018年にイーサリアムに期待しているかというと、イーサリアムはまだ完成されていないのです。
イーサリアムはリリースされてから4段階のアップデートを行う事が決まっていますが、まだアップデート途中です。
1段階目 フロンティア(frontier、2015年7月~)2段階目 ホームステッド(homestead、2016年3月~)3段階目 メトロポリス(metropolis、2017年10月~)4段階目 セレニティ(serenity、未定)と現在はまだメトロポリスの段階です。
プルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)以降へのアップデートも控えており、多くの人に利用されるよう完成を目指しています。さらにはETF(上場投資信託)や先物などの金融商品化の可能性も大いにあると思います。
イーサリアムは、まだまだこれからってことですね。
イーサリアム(ETH)の取引手数料を比較!一番手数料が安い取引所は?
イーサリアム(ETH)の売買取引手数料を各取引所で比較し、一番購入(売却)手数料が安くイーサリアム(ETH)を購入できる仮想通貨取引所を紹介します。
仮想通貨取引所 | 売買形式 | ETH 購入手数料 | ETH 売却手数料 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 販売所形式 | 変動制(約3%以上) | 変動制(約3%以上) |
コインチェック(Coincheck) | 販売所形式 | 変動制(約3%以上) | 変動制(約3%以上) |
Zaif(ザイフ) | 取引所形式(指値) | 無料(0%) | 無料(0%) |
取引所形式(成行) | 0.1% | 0.1% | |
bitbank(ビットバンク) | 取引所形式 | 無料(キャンペーン中) | 無料(キャンペーン中) |
GMOコイン | 販売所形式 | 変動制 | 変動制 |
イーサリアム(ETH)を取り扱っている仮想通貨取引所は販売所形式と取引所形式で分かれます。
bitFlyer(ビットフライヤー)とコインチェック(Coincheck)・GMOコインは「販売所形式」で、Zaif(ザイフ)とbitbank(ビットバンク)は、「取引所形式」です。
「販売所形式」の「取引所形式」違いは、「販売所形式」は運営会社から購入・売却を行う。「取引所形式」は取引所登録ユーザー同士での取引で購入・売却を行うことで、一番の違いは、手数料に差異があることです。

bitFlyerのETHのスプレッド
上記は、bitFlyerのイーサリアム(ETH)の購入価格と売却価格です。そのスプレッド差は10,977円。購入・売却手数料で算出すると約3%以上の手数料率です。

コインチェックのETHのスプレッド
上記は、コインチェックのイーサリアム(ETH)の購入価格と売却価格です。そのスプレッド差は10,880円。購入・売却手数料で算出すると約3%以上の手数料率です。
(コインチェックのスプレッド可視化は、ひとりぶろぐさんが開発した「Coincheckのスプレッドを可視化する」を利用しています)
販売所形式よりも取引所形式の方が断然手数料が安いです。詳細は、仮想通貨「販売所」と「取引所」の違いの記事をご覧ください。
ということで、イーサリアム(ETH)の購入は取引所形式で購入・売却手数料が無料のZaif(ザイフ)もしくはbitbank(ビットバンク)がおすすめです。
ただし、注意点としてはbitbankでイーサリアム(ETH)を購入する場合は取引ペアがビットコイン(BTC)のみなので、ビットコイン(BTC)でしかイーサリアム(ETH)を購入することができません。

bitbankのイーサリアムの取引ペア
もしbitbankでイーサリアム(ETH)を日本円で購入するのであれば、一度日本円でビットコイン(BTC)を購入したあとに、イーサリアムをビットコインで購入する必要があります。
また、bitbankは現在全ペア取引手数料無料(0%)キャンペーンを実施中ですが、キャンペーン終了後は手数料がかかる可能性があります。
以上のことを考えると、日本円で取引でき指値注文であれば購入・売却手数料無料(0%)のZaif(ザイフ)をおすすめします。(指値注文は、購入もしくは売却する価格を自分で指定して注文する方法のこと)

Zaif(ザイフ)は、登録してから本人確認完了のハガキが来るのが遅いことがあるので、Zaif(ザイフ)もbitbankも登録しない方はどちらも登録しておいた方が良いと思います。
Zaifもbitbankも住信SBIネット銀行に対応しているので、住信SBIネット銀行から振込をすれば入金手数料も無料で済み、イーサリアム(ETH)を安く購入をすることができます。
取引手数料を無料に抑えて、安くイーサリアム(ETH)を購入しましょう!
まとめ
イーサリアム(ETH)を取り扱っている仮想通貨取引所で、手数料の安い取引所形式はZaif(ザイフ)とbitbank(ビットバンク)の2社。
一番手数料が安くイーサリアム(ETH)を購入するなら、指値注文なら購入・売却手数料無料(0%)のZaif(ザイフ)がおすすめ。
日本円の購入ではなく、ビットコイン(BTC)購入でもよければ、bitbank(ビットバンク)でもイーサリアム(ETH)の購入・売却手数料は無料(0%)。
