報連相ができない人の5つの特徴。報連相ができない部下へ上司がとるべき行動は?

上司への報連相シーン
buka
ベンチャー企業で働く上で、若年層社員は何百人と仕事してきましたが、「報連相ができない」よく社内でも出てくるワードだと思います。

自分自身新卒社員の時の目線から、また管理職としての目線から報連相ができる社員になるためにはなにをすべきかまとめてみました。

報連相ができない人の5つの特徴とマインド

少し落ち込む会社員

社会人になってどこの会社に入っても「報連相を徹底しなさい」とよく言われます。報連相は仕事・社会人としての基本だ と。

「報連相ができない人」というのは、よく社内でも聞くと思います。

報連相ができない人の特徴はどうなのか、ベンチャー企業で5年以上勤務し、新卒や第二新卒・既卒者など様々な20代前半の人を見てきて、報連相ができない人にはある共通点があると気づきました。

報連相ができない人の特徴を5つまとめてみます。

1.報連相の必要性を感じていない
2.何を報連相したらいいかわからない
3.これは報連相すべきでない内容と自分で決めつけている
4.上司に話しかけづらい
5.怒られるのが怖い

報連相ができない人の主な特徴は、大体この5つくらいだと思います。もちろん主観ですが。

何を報連相すべきかわからずに、自分でたんたんと仕事を進める上、結果として報連相がないというパターンが多い気がします。

報連相ができるようになるためには(自分自身編)

最初のうちは、上司・OJT担当から煙たがられてもいいです。

自分の上司やOJT担当に仕事を行う上で、逐一仕事の進捗をなんでも報告するようにしましょう。なんでもです。

最初のうちは本当に些細なことでもなんでもです。

顧客からメールが来たとか、こんなことを言われたとか。提出期限の資料の進捗は○○%だとか。本当になんでもいいです。とにかく内容は問わず、報告頻度・コミュニケーションが大事です。

仕事の進捗、些細なことを逐一報告して何ヶ月かすると、上司やOJT担当と話しているうちに、「これは報連相すべきではない」「これは中間報告として報連相すべきだ」と、自分で気付くようになります。

その時には、報連相の質と報連相の頻度は以前よりも向上しているはずです。

万が一、「忙しいからそんなに話しかけてくるな、必要なことだけでいい」という上司がいたら、その時には上司に問題があると自分は思います。そのようなケースになったら、別に相談できる会社の人(同期ではなく上司以上の役職者や上司と同等の役職の人)へ相談しましょう。

それか、いっそのこと会社を出てしまえばいいです。(転職)

後述しますが、部下から話かけてきて「忙しい」と一喝し、報連相を聞こうとしない上司は自分は上司として失格だと思っています。

そんな人と仕事をしていても時間の無駄なので上司に認識してもらうか、社内での環境を変えるか、社外に出るか行動すべきだと思います。

最初のうちは、「今後、自分が報告をあげる内容が不要でしたら教えてください。」と事前に上司やOJT担当に一言言えれば、良いかもしれません。報連相はもともと組織において、仕事を円滑に行うためのものです。コミュニケーションが大事ですから。

それを言えれば、上司も部下が何に悩んでいるかわかるので、その後コミュニケーションがとりやすくなり煙たがられるようなこともないと思いますし、報連相の質についてのフィードバックもくれると思います。

「部下は報連相ができない」と言う上司には問題がある

自分は社会人になってから報連相ができないことで叱られたり、注意をされたことはさほどありませんでしたが、社会人になって管理職になってから周りで「あいつは報連相ができない」とよく上司側の意見を聞くようになりました。

先述から「報連相ができない部下」は、報連相の必要性を感じてなかったり、上司に対しての距離感が遠かったり、何を報告するべきかわからないことが多いです。

このようなマインドの部下に対して、「お前はなんで報連相ができないんだ」と責める人は上司として失格だと思います。

対象の部下の年齢にもよるかもしれませんが、報連相ができないのには何かしら理由があるはずです。

それを頭ごなしに「できない」と言っては、部下の距離感をさらに遠くしもっと報連相の頻度が落ちてしまいます。

そこをリードするのが上司の役目だと自分は思います。具体的に、報連相ができる部下になるために上司がすべきことをまとめました。

部下を報連相ができるようにするために行うこと(上司編)

上司ぽいシルエット

先述の報連相ができない人の5つの特徴から上司がすべきことは主に2点。

1つ目は、部下に話かけられたら緊急時を除いて必ず部下の目を見て話を聞くこと。そして、パソコンを打ちながらやパソコンの画面を見ながらではなく、パソコンから目を離すことですね。

部下の目線に立つと、「話かけたら煙たがられる(忙しい)」となってしまうと話しかけられなり、さらに報連相の頻度はへります。

「なんでもいいから、進捗教えて」と、報連相の質は求めずにまずは報連相の数を求めるべきかと。

2つ目は、部下からの報連相を待っているのではなく、自分から声かけすること

「あれどうなった?」「いついつまでの期限の資料は進んでるの?」と、自分から進捗確認を行ってコミュニケーションをとることです。

自分から声かけていけば部下側も「聞かれる前に報告しよう」と行動するようになるので上司から声かけを続けていけば、報連相ができるようになっていくはずです。

ただし、報連相が部下から自発的にくるようになるには時間はかかると思います。(経験上)

ものごとの吸収の早い若い社員であれば、報連相の必要性を伝えれば勝手に報連相しれくれると思いますから、普段報連相ができない社員はすぐに習慣がかわることはなかなかないです。

上記2点を実施する前に、基本ですが「報連相とは何か」「報連相がなぜ重要なのか」報連相の必要性を伝えるのも上司のすべきことだと思います。

まとめ

報連相をできるようになるためには、「なんでもいいから逐一進捗を報告すること」それを繰り返していくうちに、報連相に必要のない報告をカットしていき、報連相の質をあげ仕事を円滑に行っていく。

報連相ができない部下がいるのであれば、それは上司がリードすべきで、「報連相がしやすい環境づくり」と「自分から進捗を聞く」部下任せにしないことですね。

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