2017年12月に仮想通貨で支払い可能なnembar(ネムバー)が渋谷でオープンしたので、実際に行ってきました!
ネム(XEM)を中心に仮想通貨好きな人が集まる場として、仮想通貨界隈では注目を浴びています。プレオープン日では、店内収まらないくらいの人で大盛況だったとか。
自分(buka)も2017年年末あたりによくTwitterで、nembar(ネムバー)関連のツイートをよく見ました。

目次
渋谷にあるnembar(ネムバー)とは?
nembar(ネムバー)は、暗号太郎(@angoutaro)さんが2017年12月7日に渋谷にオープンしました。
仮想通貨のネムnem(XEM)を中心に、仮想(暗号)通貨好きな方が集まり、「仮想通貨の情報を共有できる場」としてメニューや支払い方法・グッズ・店内インテリアなど仮想通貨に特化したバーです。
渋谷駅から徒歩約8分ほどでお店につきます。
- 店名:nem bar (ネムバー)
- 公式サイト:https://nembar.tokyo
- 営業時間:19時〜翌朝5時 (定休日 水曜)
- 席数:カウンター12席、テーブル8席
- 設備:42インチモニタ2台、Wi-Fi、フリー電源
- ドリンク:各種カクテル60種
- フード:チーズ、ナッツなど簡易的なもの
- 支払い方法:ネム NEM(XEM)、ビットコイン(BTC)、日本円(JPY)
- その他:禁煙(電子タバコは可)、駐車場なし、HYIP・MLM・投資勧誘禁止
お店の名前の通り、店内コンセプトは仮想通貨のネム NEM(XEM)を中心にドリンクメニューや店内レイアウト装飾・各種グッズがあります。
ネム(XEM)以外にも、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・モナコイン(MONA)などメジャーな仮想通貨に関連したメニューもあり、NEMだけではなく仮想通貨好きな人であれば楽しめるコンセプトになっています!

nemubar(ネムバー)では、様々な方々がスポンサーとなってお店オープンに協力されています。
ちなみに、電話予約・ネット予約はできないので、そのまま店内へ足へ運ぶしかありません。後程また書きますが、そんなに混雑しているわけではないので、埋まっていても少し待てば店内に入ることはできると思います。
渋谷のnembar(ネムバー)に行ってきた!店内レポート

渋谷駅ハチ公口近くにある109の道から、右手にH&Mが見えたら左折して、2つ目の左折できる道へ入ると右手にnembar(ネムバー)があるUKフラッツビルにたどり着きます。

nembar(ネムバー)のあるビルの1Fにつくと、オシャレなデザインのnembarの看板があります。
これは、Twitterでフォロワーが3万人以上いる有名なトレスト(@TrendStream)さんがデザインされた看板だそうです。

nembar(ネムバー)は、UKフラッツビルの3Fにあります。
最初1Fだと思って少しだけ迷いましたが、さきほどのおしゃれな看板と上記写真の黒いシックなデザインの3Fへ案内する看板で気づくことができました。

nembar(ネムバー)の注意事項
nembar(ネムバー)の店内入口前の注意事項です。
店内は禁煙(アイコスなどの電子タバコは可)、詐欺(Scam)・HYIP・MLMなどは固く禁止されています。また、バーなのでどんちゃん騒ぎをするような場所ではありません。
【注意喚起】
nem barでは、以下のような行為は他のお客様の迷惑となる為、
禁止とさせて頂いております。■特定の銘柄や団体等への勧誘/MLM/HYIP/詐欺
■みだりに他のお客様へ話しかける
■大声で話す、騒ぐお客様皆様が気持ちよく過ごせる様、何卒ご協力の程、宜しくお願い致します。
— nem bar (@nembar_tokyo) January 18, 2018
nembar(ネムバー)の公式Twitterでも固定ツイートで投稿されているので、来店される方は良心な方だけのはずですが念のためご注意ください。

待ち時間は、3分も待たずと店内へ入ることができました。
ちなみに、自分が来店したのは金曜日の21時あたりなので一番混みそうな時間です。
約1時間半近くnembar(ネムバー)で楽しみましたが、基本的には満席の状態でたまに席が空いているときもあるという状況でした。
バーなので、みなさんあまりフードなどは食べずにカクテルなどを飲みながら会話を中心にされていたので、1人あたりの平均滞在時間が思ったより短く1時間~1時間半くらいでお会計される方が多かったですね。
並んで待っている方もほとんどいなかったので、少し待てば店内に入れると思います!テーブル席など複数人用の席もありますが、カウンター席メインなので4名以上の来店となると少し待つ準備はしていた方が良いかもしれません。

実際のnembar(ネムバー)の店内の様子です。バーらしく、黒のシックでスタリッシュでかっこいいですね!
店内は他のお客さんが映らなければ、撮影OKとのことでした。(該当画像は、モザイク処理を行っております)
自分と同じように記念に写真を撮られている方が多かったです。

入口から店内に入ってすぐ目に入るのは、仮想通貨 ネムNEM(XEM)のロゴ型のライトです。
これまた、蛍光灯の光が美しくてかっこいいです。

一番「 おお!! 」となったのは、店内の奥に各仮想通貨の価格がリアルタイムに主に日本円表記でディスプレイ表示されています。
対応通貨は、ビットコイン(BTC)・ネム(XEM)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・ビットコインキャッシュシュ(BCH)・モナコイン(MONA)・ライトコイン(LTC)・リスク(LSK)・イーサリアムクラシック(ETC)・ジーキャッシュ(ZEC)・モネロ(XMR)・ダッシュ(DASH)・ファクトム(FCT)・オーガー(REP)の計14種類です。
最初は、コインチェックの取り扱い銘柄かな?と思いましたが、モナコインが入っているので、国内の仮想通貨取引所で取り扱っている仮想通貨計14種類のようですね。
さすが、nembar(ネムバー)とだってあって、ネム NEM(XEM)だけは日本円の価格だけではなく、ビットコイン(BTC)建ての価格も表示されています。
これぞ「仮想通貨特化したバー」って感じですね!この価格表示ディスプレイはなかなかわくわくしました。
nembar(ネムバー)のメニューやグッズは?
nembar(ネムバー)のメニュー・実際に自分が飲んだカクテルや店内で販売されているグッズを少し紹介したいと思います。

まず、驚いたのはnembar(ネムバー)のメニューはQRコードでスマホなどで読み取り、web上でアクセスします。
実際にwebでメニューを見て気付いたんですが、nembar(ネムバー)は仮想通貨支払い(BTC・XEM)が可能なので、各メニューの価格に対して、仮想通貨の価格表記が常に変動するからペーパーレスなんですよね!

nembar(ネムバー)のドリンクメニュー1

nembar(ネムバー)のドリンクメニュー2
大体カクテル1杯あたりの価格は1,000円ですが、この日に仮想通貨ネム NEM(XEM)の価格で算出すると8.2xemでした。
ブラウザを更新すると、リアルタイムで変動していて「8.1xem」になったり「8.0xem」になりました。面白いですよね。確かにこれだと紙のメニューは難しい。
ドリンクメニューは、代表的な各仮想通貨の名前にちなんだカクテルがありました。
ネム・モザイク、ネム・アポスティーユ・ネム・アプリハーベスト、ビットコインドライバー、モナ・ミルク、イーサリアムスタウト、リップル・ブルー、モネロ・ブラックなどなど計10種類くらいありました。
さすがnembar(ネムバー)とだけあって、「ネム」にちなんだカクテルの種類が多いですね。


nembarのイーサリアムスタウト
まずは、イーサリアムスタウト!
普通の生ビールもありましたが、せっかくnembar(ネムバー)に来たので、全部カクテルを頼みました。
イーサリアムスタウトは、黒ビールにラムリキュールが入った苦みのあるカクテルです。イーサリアムのロゴの黒を意識していますね!

nembarのリップル・ブルー
次は、リップル・ブルー!
カカオリキュールが入っている炭酸のカクテルです。おそらくブルーリキュールが入っているから青いんですかね?

神々しい!!!
しかも名前が面白いですよね。「瞬時に送金できそうなスカッとした炭酸とカカオ味のカクテル」。前半のネーミングセンスはかなり無理があるような(笑
これまたリップル(XRP)のロゴ色に合わせた青色のきれいなカクテルです。

nembarのビットコインドライバー
そして、仮想通貨の王様。ビットコインドライバー!!
スクリュードライバーにアプリコット(杏)リキュールが入っているようです。このカクテルもビットコインのオレンジ色のロゴに合わせたカクテルですね。
その他にも、モナミルクやネム・ハーベストなども飲みました。
どれもスッキリとしていておいしかったです。モナミルクとか甘甘カクテルかと思ったら、そんなに甘くなくミントリキュールが入っているからか、スッキリしてしましたね。

nembar(ネムバー)へ、これから行かれる方は是非おすすめです!
あっネムに関連したカクテルが3種類あるのは、ロゴに3つ色が入っているからですかね?自分が飲んだネム・ハーベストはキレイな緑色でした。

ネム(XEM)のロゴ
ちなみに、nembar(ネムバー)はあくまでバーコンセプトなので、フードメニューはあまり多くありません。
カクテルや仮想通貨の会話を楽しむ場所なので、どこか1軒食事をしてからnembar(ネムバー)へ行くのが良いと思います!

nembarのフードメニュー


nembar(ネムバー)のドリンクコースターには、ネムNEM(XEM)のロゴがデザインされています!細部にもこだわっていますね。
ちなみに、このコースターは店内でグッズ販売されています。自分のときは、ちょうど品切れで買えませんでしたが・・・。

nembarのグッズメニュー
コースターだけではなく、ステッカーやバングル・キーホルダー・衣類など様々販売されています。

nembarのグッズケースボックス
かなり見ずらいですが、会計場所の近くにグッズケースボックスがあります。

せっかくなので、ビットコインのキーホルダーを買いました!
キーホルダーはその他には、ネムのロゴデザインと暗号太郎さんのアイコンデザインのキーホルダーがありました。
なんでnembar(ネムバー)へ行って、ネムのキーホルダーを買っていないかというと
自分、1XEMもネムを所持していません!!!
いや、前は持っていたんですけどね・・・。
ネム(XEM)所持していない自分でも仮想通貨の話ができるバーというのは楽しかったです!もちろん、店員さんも仮想通貨の知識がありますので、お話ができます。1名で来られている方もいらっしゃいましたね。
ちなみに、ネム(XEM)を購入するなら購入手数料が無料(0%)のZaifがおすすめです。
実際にnembar(ネムバー)に行ってきた感想

実際にnembar(ネムバー)へ行ってきた感想としては、仮想通貨の話ができたり、グッズが買えたり、仮想通貨の支払いが出来たり、これから伸びていくだろう仮想通貨市場を盛り上げてくれる先がけって感じで、nembar(ネムバー)さんには好意を感じました。
これからも各通貨ごとにこのような仮想通貨が好きな人が集まれるコミュニティができるといいですね。
個人的にですが、今の仮想通貨市場は「投機」でギャンブル思考の方が非常に多く、各通貨の開発者の目指すべきミッションや役割を理解しようとしたり、ブロックチェーン技術に興味を持とうとしている人が少ないと思っています。
ただ、このような仮想通貨を好きな人が集まれる「お金」から脱したコミュニティがあると、ますます仮想通貨市場は様々な面でも伸びていくんじゃないかなと思います。
店内のユーザー層は若い方が多かったです。20代後半~30代後半の層がコアな気がしました。渋谷という土地柄やnembar(ネムバー)は新しくオープンした店舗ですから情報感度が高い若年層ということなのかもしれません。
一番意外だったのは・・・
みんな支払いが日本円(JPY)!!!

いや、仮想通貨バーなので「せっかくだから仮想通貨で支払おう!」という方が多いのかな?と思っていましたが、ほとんどそのような方はいませんでした(笑
ただし、Twitterでnembar(ネムバー)行ってきた!というツイートをみると、仮想通貨で支払いをしている方も結構いらっしゃったので、もちろん中にはいらっしゃると思います。
2. 今年1月になると圧倒的にJPY払いが増えてきました。
なぜJPYなのか?
「XEMは大きく値上がりしたけど、これはまだまだ上がる。だから保有していたい」
「税金での計算が面倒だから、ガチホする。」
とお客様の声が聞かれました。 pic.twitter.com/p0u9sqWRbA
— 暗号太郎 (@angoutaro) January 29, 2018
オーナーの暗号太郎さんがツイートで、支払い内訳を教えてくれました。
日本円(JPY)支払いは78%、ネム(XEM)支払いは18%、ビットコイン(BTC)支払いは4%ということで、やはり日本円支払いが主のようです。
理由は、「税金計算が面倒」「まだ値上がりすると思っているので、枚数を減らしたくない」「ビットコインは送金手数料が高すぎる」とのことでした。
仮想通貨バーでも支払いが仮想通貨ではない現状は、やはり日本の税金制度や仮想通貨の価格相場・送金問題があるのかなと思ってます。
個人的には仮想通貨の税金で物品購入でも課税扱いなのは日々の仮想通貨支払いが現実的ではなくなるので、例えば1回の支払い5万円や10万円までは非課税などに税制が整備されていってほしいです。
実際に、各店舗で仮想通貨払いが当たり前になる時代が来るのは、まだまだ先かもしれませんね。

これからいってみたい!という方は参考にしてみてください。実際行ってみると雰囲気も違うと思いますし。ではでは。
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