2017年 「仮想通貨元年」といわれ、ビットコインをはじめした仮想通貨市場は急激に伸びていきました。
2017年1月の頃は仮想通貨の代表格であるビットコインの価格は、1BTC(ビットコインの単位)10万円に満たない価格でしたが、12月には一時1BTC 200万円を超える値上がりをしました。実に1年で20倍以上。年利回り2,000%以上と投資市場においては異常な値上がりです。
ビックカメラ、メガネスーパー、マルイ、H.I.Sなどの大手企業も店舗でビットコイン決済導入を開始し、TVニュースでも良く取り上げられるようになり、ビットコインをはじめとした仮想通貨の認知度はどんどん上がってきています。
仮想通貨を購入するには仮想通貨取引所への登録が必要で、仮想通貨取引所は現在数十社以上あります。

目次
仮想通貨取引所を選ぶ6つのポイント

仮想通貨取引所は数十社以上存在し、各仮想通貨取引所ごとによって、取り扱い通貨数や各種手数料・取引方法など異なります。
仮想通貨取引所を選ぶべきポイントを6つまとめました。
- 取り扱い仮想通貨の種類
- 各通貨の取引手数料(スプレッド)
- 他社にない独自サービスなど
- 入金手数料・入金方法
- 補償サービス・セキュリティ面などの安心面
- サイトやアプリの使いやすさ
仮想通貨市場はまだ黎明期のため、証券会社のように各取引所で手数料の価格競争などはあまり行っておらず、同じ仮想通貨でも各取引所ごとによって購入する手数料が大きく異なります。
仮想通貨を選ぶ上で一番重要視すべきは、自分が欲しい仮想通貨がどの取引所なら手数料が一番安いかがポイントです。
主要通貨だけでも、どの仮想通貨取引所で購入すればお得なのか知っていれば手数料で損することなく、利益を出せる可能性が高まります。
またその他ポイントでも「取り扱い仮想通貨の種類」「サイトやアプリの使いやすさ」「独自サービス」「補償サービス・セキュリティ面」などは、取引を行う上で抑えておくべきポイントです。
仮想通貨取引所を主要5社でランキング化!
さきほど紹介した仮想通貨取引所を選ぶべき6つのポイントを含め、総合的な視点で、おすすめ主要5社の仮想通貨取引所をランキング化しました!
【 主要仮想通貨取引所5社 】
取引所名 | 取扱仮想通貨種類 | 運営会社 | 会社設立 | 資本金(準備金含) |
Zaif | 5種類+α | テックビューロ株式会社 | 2014年6月16日 | 8億3,013万円 |
bitFlyer | 7種類 | 株式会社bitFlyer | 2014年1月9日 | 41億238万円 |
bitbank | 6種類 | ビットバンク株式会社 | 2014年5月 | 11億3,100万円 |
DMM Bitcoin | 7種類 | 株式会社DMM Bitcoin | 2016年10月 | 12億9,000万円 |
GMOコイン | 5種類 | GMOコイン株式会社 | 2016年10月 | 17億5,800万円 |
1位 bitbank(ビットバンク)

総合評価 | 4.6 |
取扱仮想通貨種類 | |
取引手数料 | |
使いやすさ | |
安心・安全面 | |
独自サービス |
bitbank 取り扱い仮想通貨種類 |
BTC・ETH・XRP・LTC・MONA・BCH |
2位 bitFlyer(ビットフライヤー)

総合評価 | 4.5 |
取扱仮想通貨種類 | |
取引手数料 | |
使いやすさ | |
安心・安全面 | |
独自サービス |
bitFlyer 取り扱い仮想通貨種類 |
BTC・ETH・ETC・LTC・MONA・BCH・LSK |
・成海璃子さんを起用したTVCMでお馴染み 国内取引最大のビットコイン取引所
・大手金融機関が出資し、安心・安全で初心者におすすめ
・ビットコインを無料でもらえる独自サービスあり
3位 Zaif(ザイフ)

総合評価 | 4.4 |
取扱仮想通貨種類 | |
取引手数料 | |
使いやすさ | |
安心・安全面 | |
独自サービス |
Zaif 取り扱い仮想通貨種類 |
BTC・ETH・XEM・MONA・BCH・トークン8種・COMSA2種 |
・ビットコインの購入手数料は、-0.05%と手数料キャッシュバックあり
・口座自動引き落としで、定期的に積立投資(ドルコスト平均法)が可能
・トークン8種類+COMSAトークン2種類とトークンの取り扱いが豊富
4位 DMM Bitcoin

総合評価 | 4.2 |
取扱仮想通貨種類 | |
取引手数料 | |
使いやすさ | |
安心・安全面 | |
独自サービス |
DMM Bitcoin 取り扱い仮想通貨種類 |
BTC・ETH (ETC・XRP・XEM・LTC・BCHはレバレッジ取引のみ可能) |
・365日24日間サポート対応、LINEでのサポートにも対応
・口座開設で、1,000円プレゼント中(2018年3月31日まで)
・日本円の入出金手数料が無料
5位 GMOコイン

総合評価 | 4.2 |
取扱仮想通貨種類 | |
取引手数料 | |
使いやすさ | |
安心・安全面 | |
独自サービス |
GMOコイン 取り扱い仮想通貨種類 |
BTC・ETH・XRP・LTC・BCH |
・FX取引専用アプリは、2way表示+テクニカル種類が豊富で使いやすい
・貸仮想通貨で、レンディングが可能
仮想通貨取引所を6項目で徹底比較!利用目的で使い分けよう

仮想通貨取引所を選ぶ上で重要なポイントは、各取引手数料、サイト・アプリの使いやすさ、仮想通貨の取り扱い種類数、資本金や保証の安全性、独自サービスなどです。
各6項目によって、おすすめの仮想通貨取引所を紹介します。
1.取り扱い仮想通貨の種類で比較

まず、各仮想通貨取引所ごとによっての取り扱い仮想通貨の種類です。仮想通貨の代表格はビットコインですが、アルトコインという仮想通貨の種類は実に1,000種類以上存在します。
仮想通貨取引所 | 取り扱い種類 | 取り扱い仮想通貨 |
Zaif | 5種類+(トークン8種類)+(COMSA2種類) | BTC、ETH、XEM、MONA、BCH+トークン8種類+COMSA2種類 |
bitFlyer | 7種類 | BTC、ETH、ETC、LTC、MONA、LSK、BCH |
bitbank | 6種類 | BTC、ETH、LTC、XRP、MONA、BCH |
DMM Bitcoin | 7種類 ※ | BTC、ETH、ETC、XRP、XEM、LTC、BCH |
GMOコイン | 5種類 | BTC、ETH、LTC、XRP、BCH |
※ DMM Bitcoinのアルトコイン5種類は、信用取引(FX)のみ取引可能。現物取引は不可
取り扱い仮想通貨については、各仮想通貨単位で表記しましたが、現在国内取引所で各取り扱いのある仮想通貨の種類は全14種類です。簡単に各仮想通貨の役割・目的をまとめます。
- ビットコイン(BTC)
仮想通貨の基軸通貨であり、代表格。通貨としての役割 - イーサリアム(ETH)
仮想通貨時価総額2位。通貨ではなく、分散型のアプリケーションを構築する役割 - イーサリアムクラシック(ETC)
イーサリアムから分裂した仮想通貨。分散型のアプリケーションを構築する役割 - リップル(XRP)
主に銀行間での送金を目的とした仮想通貨。数秒で送金可能。 - ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインから分裂した仮想通貨。
通貨としての役割でビットコインよりも送金スピード・手数料が安い。 - モナコイン(MONA)
2ちゃんねるの板から開発が生まれた日本初の仮想通貨。通貨としての役割。 - ライトコイン(LTC)
ビットコインが金ならライトコインは銀を目指す、通貨としての役割。 - ネム(XEM)
New Economy Movementの略称から、新たな経済圏の創出を目的とした仮想通貨 - リスク(LSK)
イーサリアムと同じく、プラットフォームの役割。Javascripptによる記述が可能 - ダッシュ(DASH)
送金履歴などの匿名性が非常に強い通貨としての役割。送金速度が早い - モネロ(XMR)
送金履歴などの匿名性が非常に強い通貨としての役割。発行枚数上限なし - ジーキャッシュ(ZEC)
送金履歴などの匿名性が非常に強い通貨としての役割。数量など全て匿名化 - オーガー(REP)
分散型の未来予測の役割。ギャンブル市場での活用が期待。 - ファクトム(FCT)
改ざん不可能な電子記録を作成・維持・管理するためのプラットフォーム。データ保存の役割
Zaifではトークンとよばれる種類も10種類取り扱っています。トークンとは、簡単にいうとブロックチェーン上の独自の通貨のことで株式のようなイメージです。Zaifトークンというものもあり、ZaifトークンはZaifを運営するテックビューロが発行しています。
そして、2017年12月よりCOMSAトークン2種類(Mosaic CMS:XEMとERC20トークン CMS:ETH)の取り扱いも開始しました。
COMSAトークンとは、日本初のICO(Initial Coin Offering – 仮想通貨発行による資金調達手法)用プラットフォームのことで、プレセール中に100億円集めたことで大きく話題になりました。
ICOとは、IPO(新規公開株)のようなもので、仮想通貨で資金調達することをいいます。
古くからビットコイン・イーサリアム・モナコインを推していたホリエモンこと、堀江さんも注目していて「日本の企業がICOで100億円を集めた。これは、まさに時代の変わり目だと思う」と発言し、ご自身も購入されています。
取引量・ユーザー数国内最大取引所のbitFlyerも、2017年10月にモナコインを新たに取り扱いスタートしましたので、今後各取引所で色々な仮想通貨の取り扱いが増えていく可能性はあるでしょう。
各仮想通貨の時価総額は、CoinMarketCapというサイトでリアルタイムで閲覧可能です。
2.取引(売買)手数料(スプレッド)で比較
仮想通貨取引所を選ぶポイントで重要なのが仮想通貨取引(売買)をする際の手数料(スプレッド)です。
FXや株式取引を扱う証券会社は競合社数が多いので、価格競争で各社の手数料は大きく変わりませんが、仮想通貨市場はまだ出来て間もないので、競合数が少なく各社によって手数料が大きく異なります。よって、仮想通貨取引所ごとの手数料を把握して安く仮想通貨を手に入れることを覚えていた方が良いです。
仮想通貨取引所を1社ではなく利用目的によって使い分ける理由は、主に取引(売買)手数料が理由です。
仮想通貨取引所 | 仮想通貨 | 購入手数料(スプレッド) | 売却手数料(スプレッド) |
Zaif | ビットコイン(BTC)指値 | -0.05% | -0.05% |
ビットコイン(BTC)成行 | -0.01% | -0.01% | |
イーサリアム(ETH)指値 | 0% | 0% | |
イーサリアム(ETH)成行 | 0.1% | 0.1% | |
ネム(XEM)指値 | 0% | 0% | |
ネム(XEM)成行 | 0.1% | 0.1% | |
モナコイン(MONA)指値 | 0% | 0% | |
モナコイン(MONA)成行 | 0.1% | 0.1% | |
ビットコインキャッシュ(BCH)指値 | 0% | 0% | |
ビットコインキャッシュ(BCH)成行 | 0.1% | 0.3% | |
bitFlyer | ビットコイン(BTC)販売所 | スプレッド変動制(実質手数料約2%以上) | |
ビットコイン(BTC)取引所 | 0.01%~0.15% | 0.01%~0.15% | |
アルトコイン販売所 | スプレッド変動制(実質手数料約3%以上) | ||
bitbank ※1 | ビットコイン(BTC) | 0% | 0% |
イーサリアム(ETH) | 0% ※BTC購入のみ | 0% ※BTC購入のみ | |
ライトコイン(LTC) | 0% ※BTC購入のみ | 0% ※BTC購入のみ | |
モナコイン(MONA) | 0% | 0% | |
リップル(XRP) | 0% | 0% | |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0% | 0% | |
DMM Bitcoin ※2 | ビットコイン(BTC)販売所 | スプレッド変動(実質約2%以上) | |
イーサリアム(ETH/JPY)販売所 | スプレッド変動(実質約2%以上) | ||
イーサリアム(ETH/BTC)販売所 | スプレッド変動(実質約2%以上) | ||
ビットコイン(BTC)信用取引(FX) | スプレッド変動制 | ||
アルトコイン6種類 信用取引(FX) | スプレッド変動制 | ||
GMOコイン | ビットコイン(BTC) | スプレッド変動制 | |
イーサリアム(ETH) | スプレッド変動制 | ||
ライトコイン(LTC) | スプレッド変動制 | ||
リップル(XRP) | スプレッド変動制 | ||
ビットコインキャッシュ(BCH) | スプレッド変動制 |
※1 bitbankは、2018年9月30日まで全ペア(JPY・BTC)取引手数料無料
※2 DMM Bicoinは、イーサリアム(ETH)を除くアルトコイン取引は信用取引(FX)のみ
仮想通貨取引所ランキングで、1位をZaifにした最大の理由は指値注文であれば全ての仮想通貨の購入・売却手数料が0%以下である点です。
ビットコインの購入(指値注文)に限っては、マイナスの取引(売買)手数料のためビットコインを購入・売却した際に日本円で手数料キャッシュバックがあります。
bitFlyerなどの各取引所では、ビットコイン(BTC)の売買形式が「販売所」と「取引所」の2パターンあります。

bitFlyerの販売所と取引所
販売所と取引所の違いは「販売所は、運営会社から直接購入」「取引所は、運営会社のユーザー同士で売買を行う」という点です。売買する際の差異点は、手数料が全く違うということです。
ほとんど同時刻にて、販売所と取引所での購入価格を表示してみます。

bitFlyerの販売所購入画面
bitFlyerの販売所でのビットコインの購入価格は、1BTC(ビットコインの単位)921,816円。売買手数料に換算すると、約2%ほど実質手数料がかかります。

bitFlyerの取引所の購入画面
一方、bitFlyerの取引所でのビットコインの購入価格は、1BTC(ビットコインの単位)897,512円。
仮に1BTC購入した場合の販売所と取引所の差額は、24,304円です。かなり価格が変わります。もちろん、購入元は違えどどちらもビットコインの価値は変わりません。販売所の場合、その時点の価格相場から売買手数料に換算すると、約2%ほど実質売買手数料がかかります。
「取引所」で購入した方が安くビットコインを購入することができるということです。bitFlyerの場合、取引所で売買すると売買金額に応じて0.01%~0.15%かかりますが、Zaifの場合は-0.05%以下で手数料無料以下です。(bitFlyerは2018年1月31日までビットコイン取引所手数料無料キャンペーン中)
「販売所」で購入するメリットは、ユーザーからではなく運営会社から購入するので、購入ボタンを押せば即取引が成立しすぐに通貨を購入することが可能です。ユーザー数が少ない取引所や非常に値動きの激しい時間では、取引所だと注文しても取引成立がなかなかしない場合があります。ただし、手数料が高いので「取引所」で購入することをおすすめします。
bitbankは、日本円でもビットコイン(BTC)でも各通貨の売買手数料が全ペア無料が非常に魅力です。ただし、仮想通貨交換業登録記念キャンペーン期間のため、2017年3月31日までが手数料無料期間です。
・イーサリアム(ETH) → Zaif
・リップル(XRP) → bitbank
・ライトコイン(LTC) → bitbank ※BTCでの取引のみ購入可
・モナコイン(MONA) → Zaif
・ビットコインキャッシュ(BCH) → Zaif
・その他アルトコイン → コインチェック ※現在、一時取引売買停止中
3.独自サービス(他社サービスにない強み)で比較
各仮想通貨取引所によって他社にない独自サービスがあり、各取引所ごとに強みを比較していきます。
仮想通貨取引所 | 主な独自サービス(強み) |
Zaif | 自動口座引き落とし積立投資、トークン種類の取り扱いが多い |
bitFlyer | 無料でビットコインがもらえるサービス |
bitbank | 日本円・BTC全ペア売買手数料0% |
DMM Bitcoin | 計6種類のアルトコインの信用取引(FX)が可能 |
GMOコイン | レバレッジ最大25倍 ロスカット追加証拠金なし、2way方式のFX専用アプリ |
Zaifの独自サービスは、唯一自動口座引き落としで、積立投資(ドルコスト平均法)ができます。

Zaifの積立投資は、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ネム(XEM)・モナコイン(MONA)の計4種類の仮想通貨で積立が可能です。
仮想通貨市場は、1日で20%以上値動きすることもある非常に値動きが激しい投資市場です。そのため、高い時も安い時も一定量の金額を投資することにより、長期的にみてリスクを軽減し安定した利益を狙いにいくドルコスト平均法は有効です。
毎月27日に金融機関よりが引き落としされ、翌月10日~翌々月9日(土日祝日を含む)までの日数で日割りの買い付け金額が決定し、日毎の買い付けレートで暗号通貨を積立購入してくれます。(手数料2.5%)
bitFlyerの独自サービスは、無料でビットコインがもらえるサービスがあります。

例えば、楽天市場やzozotownで商品を購入する際に、bitFlyer経由で各ショップで買い物をすればbitFlyerからビットコインが無料でもらうことが可能です。仮に楽天市場で購入した場合、楽天スーパーポイントももらえますのでポイントの2重取りができるようなイメージです。
その他にもクレジットカードを無料発行で、約4,000円前後の相当のビットコインが無料でもらえるなど、様々なショップやサービスが30以上ラインナップがあります。楽天市場などで普段買い物される方は、bitFlyer経由で購入した方が絶対にお得ですね。
詳しくは、bitFlyerでビットコインが無料でもらえる方法の記事をご覧ください。

bitbankの強みは、日本円でもビットコイン(BTC)でも売買手数料が全ペア無料の点です。
Zaifは全ての仮想通貨の購入・売却手数料が0%以下ですが、リップル(XRP)やライトコイン(LTC)などZaifにない仮想通貨は、購入・売却手数料が0%なbitbankをおすすめします。(仮想通貨交換業登録記念で、2018年6月30日までキャンペーン期間中)

DMM Bitcoinのアルトコインレバレッジ取引
DMM Bicoinは、計6種類のアルトコインで信用取引(FX)が国内取引所で唯一可能です。レバレッジは固定5倍。
イーサリアム(ETH)・ネム(XEM)・リップル(XRP)・イーサリアムクラシック(ETC)・ライトコイン(LTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)の計6種類のアルトコインで、レバレッジ取引が可能です。
ビットコイン(BTC)のレバレッジ取引も可能なので、計7種類の仮想通貨でレバレッジ取引が可能です。
GMOコインは、ビットレ君というビットコインFX専用のアプリで2wayプライス表示で簡単にFX(信用取引)ができます。テクニック分析指標も豊富です。
仮にロスカットになっても基本追加証拠金は発生しません。

ビットレ君 2wayプライス表示
このように、スマホアプリのビットレ君では2wayプライス表示形式で一目瞭然で、スピード注文ではワンタップで決済がすぐにできるので非常に使いやすいです。これは、GMOグループであるGMOクリック証券のFXサービスのノウハウを生かした強みですね。

GMOコインのアプリビットレ君のチャート
チャートもこのように、テクニカル分析指標が豊富で移動曲線やボリンジャーバンドなどがもちろん活用できます。
仮想通貨取引所のビットコインFXアプリでは、ビットレ君が一番使いやすく追加証拠金も不要なので、ビットコインFXをするならGMOコインがおすすめです。
4.入金手数料で比較
各、仮想通貨取引所へ入金する際に、対応銀行を知っていれば入金手数料を無料にできることも可能なので、入金手数料でも比較していきます。
仮想通貨取引所 | 振込方法 | 入金手数料 | 対応銀行 |
Zaif | 銀行振込 | 各金融機関所定額(ユーザー負担) | 住信SBIネット銀行 |
コンビニ入金 ペイジー入金 |
3万円未満の入金 486円(税込) | ||
3万円以上の入金 594円(税込) | |||
bitFlyer | 銀行振込 | 各金融機関所定額(ユーザー負担) | 三井住友銀行、住信SBIネット銀行 |
クイック入金 | 324 円(税込)/件 | ||
bitbank | 銀行振込 | 各金融機関所定額(ユーザー負担) | 住信SBIネット銀行 |
DMM Bicoin | 銀行振込 | 各金融機関所定額(ユーザー負担) | りそな銀行 |
クイック入金 | 無料 | ||
GMOコイン | 銀行振込 | 各金融機関所定額(ユーザー負担) | 楽天銀行、住信SBIネット銀行 |
クイック入金 | 無料 |
DMM BitcoinとGMOコインのクイック入金を除き、どの仮想通貨取引所でも入金手数料がかかる場合がほとんどです。
しかし、Zaif・bitFlyer・bitbankなどの仮想通貨取引所でも入金手数料を無料にする方法があります。
それは住信SBIネット銀行の口座から銀行振込をすることです。
5社、全て住信SBIネット銀行に対応していて、住信SBIネット銀行は同行宛が無料なので入金手数料が無料になります。
また、住信SBIネット銀行はネット銀行のため、メンテナンス時間を除いて365日24時間いつでも振込が可能です。また、入金反映時間も長くて10分程度なので、すぐに入金反映されるので、通常銀行振込よりも入金反映が早くできて手数料を無料にできる仮想通貨取引をする上で、口座開設すべき銀行口座です。
詳細は、bitFlyer・コインチェック・Zaifの入力手数料を無料にする方法の記事をご覧ください。

証券会社はどの会社も大体入出金手数料が無料ですが、仮想通貨市場は競合社数が少ないので、今後仮想通貨取引所の新規参入を表明しているSBIやDMM、サイバーエージェントなどの大手企業が仮想通貨取引所をオープンしてくれば入出金手数料を無料にする仮想通貨取引所も多いと思います。
5.補償サービス・セキュリティで比較

仮想通貨は非中央集権のため法定通貨ではなく、どこかの国が管理しているわけではないので、日本円のように国が補償をしてくれることはありません。仮想通貨取引所を選ぶ上で、セキュリティ面や補償サービスも重要なポイントです。
仮想通貨取引所 | 二段階認証 | 盗難補償 |
Zaif | 〇 | × |
bitFlyer | 〇 | 〇 |
bitbank | 〇 | × |
DMM Bitcoin | 〇 | × |
GMOコイン | 〇 | × |
ログイン時や送金時の際に使用する二段階認証は、Zaif・bitFlyer・bitbank・DMM Bitcoin・GMOコインの全ての仮想通貨取引所で対応しています。
現在、仮想通貨取引所で盗難補償サービスを行っているのは、bitFlyerのみです。
bitFlyerでは、不正ログインなどに発生した盗難を補償してくれるサービス(三井住友海上火災保険と連携)があります。
預かり資産の合計が円換算にて100万円を超える二段階認証登録ユーザーには補償上限金額500万円まで補償を行ってくれます。(100万円未満ユーザーは、10万円が上限)
ただし、盗難対象は日本円ですので、ビットコインなどの仮想通貨がどこかのウォレットに送金されてしまった場合は補償対象外です。あくまで対象は、日本円が不正に出金されてしまったときの場合です。
アカウントハッキングリスクを防ぐために、仮想通貨取引所の登録の際には二段階認証の設定は必須です。仮想通貨取引所に登録していて、二段階認証の設定をしていない人は必ず二段階認証の設定をしましょう。
パスワードは単純なパスワードではなく、最低でも記号・英数字を含めた20~30文字以上で登録することをおすすめします。また仮想通貨取引所ごとに必ずパスワードを使い回すのではなく、取引所ごとにパスワードを分けましょう。
強力なパスワードを設定するためには、文字数や記号・英数字・大文字の有無など全て自動決められるパスワード自動生成サイトのLUFTTOOLSがおすすめです。ランダムパスワードを幾通りも表示してくれます。
盗難補償サービスは、bitFlyerのみですが、パスワードを使い回しにしない・パスワードを強力にする・二段階認証の設定をしてセキュリティ面を高めても、取引所自体がハッキングに合う可能性もあるため、盗難補償サービスはあまり気にしないで良いかと思います。
2018年1月26日 大手仮想取引所のコインチェックが顧客資産のネム(XEM)約580億円相当がハッキング被害にあったという件がありました。(対象者には補償対応)
コインチェックだけではなく、2014年のマウントゴックス社のように他の取引所でもハッキングリスクは同じようにあります。仮想通貨資産は、上記のパスワード設定などで自分で守っていく必要があります。
ハードウェアウォレットで保有仮想通貨を保管していれば、さらにセキュリティ面を自ら強化することが可能です。

おすすめのハードウェアウォレットは、 対応仮想種類の多いLedger Nano S (レジャーナノS)です。Amazonなどでも販売されていますが中身が改ざんされている可能性もあるため、必ずフランスの公式サイトまたは国内の正規代理店から購入しましょう。
フランスの公式サイトでは発送が3月下旬以降ですが、国内の正規代理店(株式会社EarthShip)であれば早期に入手可能です。
6.アプリの使いやすさで比較

ビットコインなどの仮想通貨投資は、スマホ1つで手軽にできるのも魅力です。仮想通貨は、365日24時間価格が変動しており、値動きの激しい市場です。価格をチェックしたい方は、アプリがあると便利ですね。
仮想通貨取引所ごとによって、アプリの有無・アプリの使いやすさを比較していきます。
仮想通貨取引所 | アプリの有無 |
Zaif | 〇 |
bitFlyer | 〇 |
bitbank | 〇 |
DMM Bitcoin | 〇 |
GMOコイン | △(FX専用) |
仮想通貨の現物取引ができるアプリがあるのは、Zaif・bitFlyer・DMM Bitcoinの3社です。GMOコインのアプリ(ビットレ君)はFX専用で、先ほども紹介しましたが仮想通貨売買はできません。
Zaif・bitFlyerのアプリの画面を比較してみます。メインの画面とビットコイン購入画面を比較表示することとします。

zaifのアプリ画面
Zaifのアプリは、スマホのブラウザで閲覧する感じとほとんど変わりがなく、アプリ用にカスタマイズされていません。これであれば、ブラウザログインと変わらないので、アプリ面ではZaifは正直使いにくいですね。

bitFlyerのアプリ画面
bitFlyerのアプリは、アプリ用に開発されていて、アップデート頻度も高く見やすく使いやすいです。
Zaif・bitFlyerのビットコインの購入画面を表示比較してみます。

zaifのアプリ ビットコイン購入画面
Zaifのアプリでのビットコインの購入画面は、先ほども記載した通りブラウザと変わりはさほどありません。「指値」や「成行」、「気配値」など投資用語が出てくるので、株などの投資経験がある方であればすぐに使いこなせると思いますが、仮想通貨投資からスタートした方からすると、購入画面での注文は少し難しいかもしれません。
仮想通貨取引所で1位にZaifを選びましたが、投資経験があまりない方・仮想通貨取引をこれから始めたいという方は、ユーザー数・取引量・資本金3年連続No.1で、アプリが使いやすいbitFlyerをおすすめします。

bitFlyerのアプリ ビットコインの購入画面
では、bitFlyerのアプリでのビットコインの購入画面です。購入手数料が安い(0.01%~0.15%)ビットコイン取引所の画面です。アプリ用にカスタマイズされているので、非常にわかりやすいです。
現在の価格相場が表示され、数量のボタンもあり、数量を指定すると「予想価格」の項目に想定の購入金額が表示されます。
また、数量指定表示では「+1」「+0.1」「+0.01」と項目がありますが、手打ちで数量指定することも可能で、bitFlyerのビットコイン取引所の最低購入単位は0.001BTCから購入可能です。1BTC 130万だとすると、1,300円ですね。
ビットコインは100万を超えたときからニュースで良く流れ、少額からの投資はできないものと思われている方もいるかもしれませんが、ビットコインは1,000円以下からでも投資可能です。
まとめ
仮想通貨取引所を選ぶポイントは、「取引(売買)手数料」・「取り扱い仮想通貨の種類」・「セキュリティ面」・「アプリやサイトの使いやすさ」などです。
仮想通貨取引所はそれぞれ特徴や長所があり、利用目的によって取引所を使い分けることが良いため、主要各社には登録しておきましょう。
まずは、Zaif・bitFlyer・bitbankの3社は登録しておくことをおすすめします。
信用取引(FX)をしたいのであれば、DMM BicoinとGMOコインも。アルトコインのレバレッジ取引ならDMM Bicoin、ビットコイン(BTC)のレバレッジ取引ならGMOコインがおすすめです。
また、仮想通貨取引所を利用するなら入金手数料が無料になる住信SBIネット銀行の口座開設(無料)をしておきましょう!
2位 bitFlyer ユーザー数・取引量・資本金3年連続No.1で、アプリが使いやすい
3位 Zaif 全通貨購入・売却手数料が無料(0%)以下。引き落とし積立投資可能
4位 DMM Bicoin 計6種類のアルトコインで、レバレッジ(5倍)取引ができる
5位 GMOコイン レバレッジ取引(FX)専用アプリのビットクレ君が使いやすい
主要5社の仮想通貨取引所をランキング化して、各項目で徹底比較していきます!